〝虎の穴〟からの戦力補給路が目詰まりを起こしたまま、巨人との死闘に勝てるのでしょうか。阪神は100試合を消化し、55勝44敗1分け。同率首位で並ぶ巨人は101試合消化で55勝44敗2分け。いよいよ11日から東京ドームで直接対決3連戦を迎えますが、その後も40試合のサバイバルが待ち受けます。両軍の違いは新外国人の活躍や2軍からの若手野手が断続的に出てきた巨人に対し、阪神は昨季Vメンバーが固定され、彼らを突き上げる新鋭がいないことです。この差はラストスパートに影響する懸念があり、来季以降への重大課題となります。 「最後まで競る」 いよいよ決戦第1幕です。きょう11日からの巨人3連戦は、仮に3連勝した方が今季のリーグ優勝に向けて大きなアドバンテージを握ります。お互い100試合以上のペナントレースを戦い、同率の首位で迎える3試合は、まさに令和の「関ケ原合戦」とでも言いましょうか。 しかし、3連戦を終えたとき、阪神の残り試合は40で巨人は39。例え最大3ゲーム差が付いた状況になったとしても、勝負の行方はまだ分かりません。8日、MBSの情報番組「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)に出演した阪神の岡田彰布オーナー付顧問(68)は、優勝争いの行方を問われ「いろんな優勝の仕方があっていいと思いますけどね。去年は最短(優勝決定はプロ野球史上最速の9月7日)でしょ? そんないつもいつもうまくいかないんで。今年は最後まで巨人と競ると思いますね」と予想しました。 確かに巨人との直接対決はこの3連戦が終わった後も5試合(甲子園球場4試合、東京ドーム1試合)残っています。本拠地が4試合で有利? いやいや今季に限ってみれば、阪神は甲子園での巨人戦は3勝5敗。直近の3連戦(7月24~26日)も1勝2敗でした。逆に東京ドームでは7勝2敗。なので岡田顧問が予想した通り、優勝争いは最後の最後までもつれる可能性があります。 ■宿敵との「差」