ドナルド・トランプ米大統領は11日(現地時間)、ロシアに拘束されていた米国人男性が4年ぶりに釈放されたと明らかにした。 トランプ大統領はこの日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を通じて「元海兵隊員だった米国市民ロバート・ギルマン氏が帰国するという知らせを伝えることができて誇りに思う」とし、「メディアで広く知られているように、ギルマン氏はバイデン政権時代の2022年にロシアで拘束された」と明らかにした。 続けて「ウラジーミル・プーチン露大統領との協議の末、人道的な観点から彼を釈放することにした」とし、「ロシアはこれについていかなる見返りも要求しなかった。つまり、いかなる収監者の交換もなかったということだ」と強調した。 トランプ大統領は「今夜、ギルマン氏を乗せた飛行機がワシントンDCのアンドルーズ空軍基地に着陸する予定だ」とし、「今回の決定に感謝する」と述べた。 また「たった今ギルマン氏と電話で話したが、彼は米国に到着したらチーズバーガーを食べたいと言っていた」とし、「私がその願いをかなえてあげよう」と話した。 トランプ大統領は「われわれ政府は海外に拘束された米国市民を本国に連れ戻すことに最善を尽くしてきており、前例のない水準で数百人を家族のもとに帰した。世界各国で拘束されていた多くの外国人も釈放させた」とし、「このすべてを可能にした素晴らしいチームのメンバーに感謝を伝える」と付け加えた。 ロイター通信などによると、2019年8月から1年間、米海兵隊に勤務したギルマン氏は2022年1月、ロシアのボロネジで逮捕された。ロシア側は、酒を飲んで警察官を足で蹴った容疑だと主張した。 ロシア系のギルマン氏の父親は、息子が体調を崩している中で誤って警察官を足で蹴ってしまったものだとして、無念さを訴えた。 ギルマン氏は4年6月の刑を言い渡され、ボロネジの刑務所に収監されてきた。ギルマン氏は機内で医療スタッフの診察を受けた後、テキサス州サンアントニオの医療施設に移され、治療を受ける予定だと伝えられた。