母の口座から約2800万円引き出し 殺人容疑の長女、投げ銭か

千葉県いすみ市の住宅で2024年8月、高齢女性が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された女性の長女の石上秀子容疑者(54)=千葉県茂原市茂原=が管理していた母親名義の口座から、預金約2800万円が数カ月でほぼ引き出されていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。 石上容疑者は「私は母を殺害していません」と容疑を否認しているという。 捜査関係者によると、県警は口座の預金は24年6月~8月ごろにかけて石上容疑者が引き出したとみている。その資金を動画配信者への「投げ銭」などに充てていた可能性があるとみて、事件との関連性を慎重に調べている。 捜査本部によると、石上容疑者は24年8月5日午後2時ごろから4時40分ごろの間、いすみ市の住宅で、一人暮らしの母親の静子さん(当時89)に対し、何らかの方法で首を絞めて、殺害した疑いがある。 事件は24年8月6日夕、警備員が安否確認で静子さん宅を訪れ、2階寝室で遺体を見つけたことで発覚。司法解剖の結果、死因は頸部(けいぶ)圧迫による窒息死だった。 捜査関係者によると、県警は防犯カメラ映像の解析や被害者の胃の内容物の分析などから、死亡推定時刻を絞り込み、石上容疑者が現場にいた時間と照合。第三者の侵入を示す痕跡がないことなども確認し、逮捕に至ったという。(伊藤未来、植松敬)

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