【AFP=時事】ブラジル警察は13日、昨年12月に最大都市サンパウロ中心部にあるマリオ・デ・アンドラーデ図書館から盗まれたフランスの著名画家アンリ・マティスの版画8点を回収したと発表した。 8点はサンパウロ近郊の町サンベルナルドドカンポにある住宅で見つかった。 警察は8点を回収し、盗品保管役の男を逮捕した。 8点の価値は推定20万ドル(約3190万円)相当とされる。 この事件をめぐっては4月に首謀者が逮捕された他、女1人も逮捕されている。 警察は犯行グループについて、「ブラジル国内で美術品を盗み出し、闇市場で売却するための明確な役割分担がなされた、高度に組織化された犯罪組織」だと説明している。 事件は昨年12月に発生。マリオ・デ・アンドラーデ図書館に武装した2人組の男が押し入り、警備員と見学に訪れていた高齢の夫婦を制圧。展示ケースからマティスの版画などを盗んで逃走した。 この時、ブラジルを代表する20世紀の画家、カンディード・ポルティナーリの作品5点も盗まれたが、こちらは回収できていない。 マティスの版画は、マリオ・デ・アンドラーデ図書館とサンパウロ近代美術館(MAM)のコラボレーションによる展覧会の一環として展示されていた。 【翻訳編集】 AFPBB News