「見守る」「寄り添う」で解決しない…不登校・家庭内暴力の実態 母親にばかり責任を求める社会構造に?面談中に刃物出す子どもも

昨年12月29日、神奈川県・海老名市で小中学生3人が倒れているのが見つかり、その後に死亡が確認された。死亡したのは中学3年で15歳の長女、中学1年で13歳の次女、小学4年で9歳の長男で、警察は3人の母親を、長男を殺害した容疑で逮捕。母親は容疑を認め「子育てに悩んでいた」と供述しているという。朝日新聞によると、母親は一昨年の3月から長男の「不登校」と「かんしゃく」について児童相談所に相談、継続支援中で、長男が通う小学校の臨床心理士にも子育てに関して相談していた。 家庭内暴力については、昭和時代から社会問題にもなり、顕在化する件数は年々増加傾向。また不登校の小中学生も近年急増し、2023年度には過去最多の約35万人にもなった。「ABEMA Prime」では日々、不登校や引きこもりをする児童を指導する当事者とともに、よく聞かれる「見守り」「寄り添い」という言葉では解決しない実態と、その原因について考えた。

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