ソウル・漢江のプールで性犯罪相次ぐ…盗撮やわいせつ行為、利用者から「巡回強化を」

【08月16日 KOREA WAVE】ソウルの漢江公園にあるプールで盗撮などの性犯罪が相次ぎ、警察が予防のための啓発物を設置した。利用者からは一定の効果を期待する一方、現場での巡回を強化すべきだとの声も上がっている。 11日午前、ソウル市広津区のトゥクソム漢江公園プール。共用トイレの出入り口横には「性犯罪OUT」と大きく書かれた啓発物が掲示され、子どもが声に出して読みながら走り回る姿も見られた。 ソウルの朝の気温は24度まで下がり、猛暑はいくぶん和らいだものの、早い時間からプールを訪れる市民は多かった。友人や恋人同士、夏休み中の子どもを連れた家族などでにぎわった。 一方、水着姿の利用者が多く、更衣室やトイレなど死角となる場所もある漢江公園のプールでは、盗撮やわいせつ行為などの性犯罪リスクが指摘されている。 警察などによると、6〜7月にソウルで寄せられた性犯罪関連の112(日本の110番)通報は2178件で、前年同期の1977件から約10.2%増えた。 漢江のプールでも事件が発生している。7月4日にはトゥクソム漢江プールで、女性利用者4人の身体をスマートフォンで盗撮した男が現行犯逮捕された。 同月25日には男性更衣室前でわいせつ行為をした男が警察に任意同行を求められ、取り調べを受けている。汝矣島の漢江プールでも7月17日、女性の身体を盗撮した男が警察に摘発された。 こうした懸念の高まりを受け、ソウル警察庁は最近、トゥクソムと汝矣島の漢江公園プールにある共用トイレ4カ所に性犯罪防止の啓発物を設置した。利用客が多く出入りする場所に警告を掲示し、性犯罪への警戒心を高めるとともに、盗撮などを未然に防ぐ狙いだ。 ソウル警察庁の関係者は「利用者の警戒心を高め、性犯罪を防ぐために設置した」と説明した。 現場の利用者からは前向きな評価が出る一方、掲示だけにとどまらず巡回を強化してほしいとの意見も聞かれた。 この日初めてプールを訪れたカン・ヒョヌクさん(50)は「目で確認できるものなので、見ることで意識するきっかけにはなると思う。トイレ以外の場所でも対策してほしい」と話した。 さらに「巡回も続ければ、より警戒するようになり、不法行為の抑止にもつながるのではないか」と述べた。 毎年漢江のプールを利用するキム・ミンジョンさん(40)も「啓発物は目には入ると思う」としながら、「実際の行動を止める措置ではないため、効果は大きくないかもしれない。専門の人員が巡回してほしい」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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