宜野湾市の国道で17日、酒に酔って軽乗用車を運転した男が、オートバイと衝突し運転手にけがをさせたとして、危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕されました。7月の法改正以降、県内での摘発は初めてです。 逮捕・送検されたのは、自称・宜野湾市のアルバイト、中村大地容疑者(22)です。 警察によりますと中村容疑者は17日午前5時半ごろ、宜野湾市我如古の国道330号で酒に酔って軽乗用車を運転し、交差点を左折した先の対向車線で信号待ちをしていたオートバイと衝突しました。 この事故で、オートバイを運転していた40代の男性が両ひざを打撲する軽いけがをしました。 ■アルコール量で判断する「危険運転」基準値で初の摘発 中村容疑者の呼気からは、新設された危険運転のアルコール基準値、呼気1リットルあたり0.50ミリグラムを超えるアルコールが検出されたということです。自動車運転処罰法の改正施行後、危険運転傷害容疑での摘発は今回が県内初だということです。 中村容疑者は「間違いない」と容疑を認めていて、警察が事故当時の状況を詳しく調べています。 先月施行された、改正自動車運転死傷処罰法は危険運転の判定基準の明確化を目的としたものです。「危険運転致死傷罪」の要件が明確化されています。 改正前の法律では飲酒について「アルコールの影響により正常な運転が困難な状態」と規定されていて、数値基準はありませんでした。 これと比較して改正法では、アルコール濃度について新たに要件が追加され「呼気1リットルあたり0.50ミリグラム以上」と数値基準を明確化しています。 このほか公道で車体を横滑りさせながらカーブを曲がるなどいわゆる「ドリフト走行」でけがをさせたり死亡させたりした場合も危険運転致死傷罪の対象になるとして、新たに規定が設けられています。