福岡県宮若市で11日朝、酒を飲んで車を運転したとして41歳の男が現行犯逮捕されました。 警察によりますと11日午前6時ごろ、宮若市沼口の駐車場で「知らない人が車に乗っている」と車の持ち主の男性から110番通報がありました。 男性が自分の軽乗用車に乗っていた男に声をかけたところ、エンジンをかけて急発進し、およそ10分後に同じ場所に戻ってきてたということです。 現場にかけつけた警察が男から酒の匂いがしたため調べると、基準値の5倍近いアルコールが検出されました。 酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、直方市感田の自称溶接工澄川賢吾容疑者(41)です。 警察の調べに対し澄川容疑者は、「酒を飲んだ事は間違いないが、車を運転した事は覚えていない」と容疑を否認しています。 男性は軽乗用車の鍵をかけ忘れていたと話していて、近くに、澄川容疑者の車が止まっていたということです。