JR駅の構内で駅員の首を平手で殴打しけがをさせたとして、無職の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、島根県松江市に住む無職の男(71)です。 松江警察署によりますと、男は10月1日午後10時7分頃、JR松江駅の構内で、駅員の男性(20代)に対し、首の左側を平手で1回殴打して、首に打撲の傷害を負わせた疑いが持たれています。 被害を受けた男性駅員から直後に「お客さんから殴られた、首に痛みがある」と110番通報があり、現場に臨場した警察官が、駅員の男性と駅にいた男から事情を聞くなどした結果、男の犯行が明らかになったとして現行犯逮捕しました。 男が他の利用者に一方的にからんでいて、駅員が注意したところ犯行に及んだとみられるということです。 事件当時、男は飲酒していました。 調べに対し男は、「お酒を飲んでいるから覚えていない」と容疑を否認しているということです。 松江警察署が事件の経緯や動機などについて詳しい調べを進めています。