ドイツ検察、サディスティックなオンライングループのリーダー逮捕 暴力や殺人を扇動

【AFP=時事】ドイツ連邦検察は20日、未成年者に対するサディスティックな(残虐好みの)暴力行為や殺人を煽動(せんどう)していたオンライングループのリーダーとみられる少年を逮捕したと発表した。 カイ・M容疑者は今年3月に逮捕され、勾留中だという。同容疑者は未成年のため、少年審判を受ける予定。 本件は、人を食い物にする搾取者が幼い被害者を操作、グルーミング(手なづけ)、搾取、強要し、社会に混乱を引き起こそうとする、ダークなオンラインサブカルチャーの事例と重なる。こうした領域は「虚無主義的暴力過激派(NVE)」と称されている。 カイ・M容疑者は、自身が参加するオンライングループの他のメンバーと共に、ロシア在住の未成年者をそそのかし、別の子どもに致命傷を負わせた疑いをかけられている。 また、別の未成年者に対して殺人や車への放火を煽動した疑いもかけられている。 検察は、カイ・M容疑者が関与していたネットワークを「極右思想の影響を受けたテロ組織」と呼んでいる。 カイ・M容疑者は「インターネットを通じて欧州の別の国の子どもに接触し、ナイフを使った自慰行為をさせ、重傷を負わせた」疑いもかけられている。 検察によると、カイ・M容疑者は二つの犯罪グループに関与しており、そのうち最初のグループは「社会秩序の崩壊をもたらすこと」を目的に、「殺人や故殺などの重大犯罪」を引き起こそうとしていたという。 さらに、カイ・M容疑者は自身が扇動した犯罪の動画を頒布していた疑いもかけられている。 カイ・M容疑者が所属していた二つの犯罪グループは、いわゆる「コム・シーン」に関連しているとされる。この界隈(かいわい)は、SNSやゲームプラットフォーム上で若い獲物を見つけて、脅迫や操作を行って害のある行為をさせる人々で構成されている。 今回の事件は、13歳の少女に自死を強要するなど、オンライン上で多数のサディスティックな犯罪を行ったとして起訴されているドイツ系イラン人「ホワイトタイガー」ことシャフリヤール・J被告(21)の事件を想起させる。 シャフリヤール・J被告の裁判は今年1月にハンブルクの少年裁判所で始まった。12月まで審理が予定されている。【翻訳編集】 AFPBB News

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