水迫畜産の元取締役が産地偽装で逮捕された事件で、ふるさと納税返礼品の提供事業者として 契約を結んでいた指宿市が新たな契約を結ばない方針であることがわかりました。 逮捕された水迫政輝容疑者は、水迫畜産で食肉の加工販売などの業務を統括していた3年前、他の県で飼育された牛肉60キロを鹿児島県産と偽ってふるさと納税の返礼品として納品し県内の事業者から代金およそ145万円をだまし取った疑いが持たれています。 産地を偽った水迫畜産の商品をふるさと納税の返礼品として扱っていた自治体は県内8つの市と町で、受け取った人の寄附額はあわせて7億5千万円に上っています。 自治体は現在水迫畜産の返礼品の受け付けを停止し、今後、取り引きを再開・継続するかどうかは各自治体が判断しますが、指宿市は21日KKBの取材に対し、水迫畜産と結んでいる提供事業者としての契約について、契約期限が切れる来年4月以降は新たに契約を結ばない方針であることを明らかにしました。 21日は塩田知事も定例会見で水迫畜産の産地偽装について触れ、怒りを露わにしました。 (塩田知事) 「消費者のみなさんに対しての信頼を揺るがしかねないし、それがふるさと納税に使われていたということで制度自体に対する信頼を揺るがすことから極めて遺憾であると思っております」 水迫畜産の水迫栄治社長がさきほどKKBの取材に応じ「自治体とこれまで連携して行ってきたふるさと納税に関する事業から撤退する方針」であることを明らかにしています。