セレブ狙い個人情報窃取、380億ウォン奪う…韓流BTSジョングクも標的、国際ハッカー組織トップに重刑判決

【08月22日 KOREA WAVE】韓国の人気グループBTS(防弾少年団)のジョングクや大企業会長らの個人情報を盗み、380億ウォン(約38億円)以上をだまし取った罪に問われたハッカー組織のトップに、1審で懲役20年が言い渡された。 ソウル中央地裁刑事合議31部は20日、特定経済犯罪加重処罰法や情報通信網法違反などの罪に問われた中国籍の男に懲役20年を言い渡した。 裁判所は、男が使用したとされる中国のSNS「微信(WeChat)」のアカウントなどで似た名称が使われ、やり取りに登場した電話番号も一致していた点などから、男が犯行を主導したと判断した。 外付けハードディスクに犯行対象を探して整理していた形跡や、共犯者とのやり取りも判断の根拠とした。 裁判所は「犯行で得た相当額が被告の暗号資産ウォレットに送られ、一部を換金したことも確認された」と指摘。「被告より上位の人物の存在は確認されておらず、共犯者とともに事件のトップとして責任を負わなければならない」とした。 一方、携帯電話回線やオンライン本人確認サービスのIDを開設し、共同認証書を無断発行した行為について、情報通信網法上の秘密侵害に当たるとして起訴された一部の事実は無罪と判断した。 裁判所は「被告は富裕層を犯行対象として探し出し、財産を奪った。被害者は一般的な振り込め詐欺とは異なり、何の落ち度もないまま無防備な状態で財産を奪われた」と指摘した。 さらに「被害者個人だけでなく、金融システムの根幹を揺るがす重大な犯罪だ。被害額は数百億ウォンに上り、被害回復も全くなされていない」と述べた。 量刑基準上は無期懲役まで言い渡すことが可能な事件だとした一方、男が基本的な事実関係を認め、犯罪収益のすべてを取得したわけではないことなどを考慮し、懲役20年とした。 警察は2025年5月、タイで男を逮捕し、検察に送致した。警察の調べによると、被害者にはBTSのジョングクなど著名芸能人のほか、大企業の会長や役員数十人が含まれていた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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