世界遺産の奈良・薬師寺にある国宝「仏足石」に液体をかけた疑いで、台湾出身の39歳の女が逮捕されました。 今年4月、薬師寺の大講堂にある国宝「仏足石」に液体がかけられているのが見つかった事件で、警察は、台湾出身の蔡宜臻(ツァイ・イージェン)容疑者を文化財保護法違反の容疑で逮捕しました。 警察によりますと、防犯カメラの映像の解析などから蔡容疑者が浮上し、22日、関西空港から再び入国したところを逮捕したということです。 調べに対し、蔡容疑者は「私は感動したものに油をかけて祈とうするので、仏足石にも油をかけたと思います」などと容疑を認め、別の場所でも、同様の行為をしたという趣旨の発言をしているということです。液体の成分は、化粧品などにも使われる「無色透明のグリセリン」だったということです。 薬師寺では、今後、再発防止に向け、対策を進めたいとしています。