22日、青森県六ケ所村平沼道ノ上の国道338号沿いの草地で、ひき逃げされたとみられる高齢女性の遺体が見つかった事件で、野辺地署と県警交通指導課は23日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、同村尾駮弥栄平、会社員の男(22)を逮捕した。「シカとぶつかったと思い車から降りて確認した。特に(ぶつかったものが)見当たらなかったので立ち去った」と容疑を一部否認している。 逮捕容疑は16日午後9時40分ごろ、国道338号を尾駮方向から倉内方向へ黒色のミニバンで走行中、前方にいた同村の女性(80)と衝突し、救護せずに逃走した疑い。 同課によると、現場の遺留品と車両の破損状況を照合するなどし、男の関与を特定した。車は知人名義のもので、左前のヘッドライトやバンパーが破損していたが走行可能な状態だったという。 同署などは、女性が車と接触した衝撃で草地の中に入ったとみている。車両の衝突と女性の死因との因果関係は分かっておらず、車両のドライブレコーダー映像を確認するなどし、詳しい事故状況を調べている。 女性は当時1人暮らしで、16日午後8時ごろ、付近住民が目撃したのを最後に行方が分からなくなっていた。22日、女性のバッグが草地の中に落ちているのを村内で別居している息子が路上から見つけ、倒れている女性を発見した。女性は駆け付けた救急隊によりその場で死亡が確認された。