米・ロス大規模火災 火事場泥棒が急増 50人逮捕

アメリカ・ロサンゼルスの大規模火災は6日目を迎えたいまも、3カ所で燃え続けています。消防士に扮した泥棒が逮捕されるなどの混乱も起きています。 火災ではこれまでに少なくとも16人が死亡、住宅など1万棟以上が被害を受けています。ロサンゼルス市の西側の山火事は鎮火しましたが、現在も3つの山が燃えていて、最も被害の大きいパシフィック・パリセーズ地区は11%、アルタデナ地区は27%しか鎮火していません。 こうした中、現地当局は12日、火事場泥棒を一晩で29人逮捕したと発表しました。中には、消防士の防火服にヘルメットを着用して、銃を持っていた容疑者もいたということです。 14日まで再び突風が吹く予報となっていて、火災による被害が拡大する恐れがある中、これまでに火事場泥棒が約50人逮捕されるなど、治安の悪化も懸念されています。(ANNニュース)

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