「1丁の護身用の銃」巡り変貌したイラン人家庭の姿。映画「聖なるイチジクの種」の制作の裏側

■イランの映画監督が秘密裏につくった作品 政府を批判した作品をつくったとして有罪判決を受けたイランの映画監督モハマド・ラスロフが、秘密裏に新作を制作。そこから決死の覚悟で自国を脱出し、28日という日数をかけて、第77回カンヌ映画祭が行われたフランスに到着。 映画を鑑賞した観客は、その衝撃的な内容や映画としての強度はもちろんのこと、ラスロフ監督らスタッフ、キャスト陣の勇気や決意、信念に心打たれ、およそ12分にわたるスタンディングオベーションと称賛の声を送った――。

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