8月24日、埼玉県警狭山署は、コカインを所持していたとして、麻薬取締法違反容疑で六代目山口組傘下組織幹部の菅原翔太容疑者と、女優の阿部星架容疑者を逮捕した。 埼玉県警は、菅原容疑者をトクリュウのトップとして7月に逮捕していた。その捜査の過程で、菅原容疑者が頻繁に東京都豊島区のホテルに出入りしていることが判明し、身柄を確保するためにホテルの部屋に踏み込んだところ、菅原容疑者と阿部容疑者の2人がベッドにいたという。コカインの使用について、菅原容疑者は認めているものの、阿部容疑者は否認しているという。 阿部容疑者は「新(あらた)セリナ」の名前で、セクシー女優として活動してきたことが報じられているが、それ以前には、華々しい経歴を持っていた。 「北海道出身の彼女は、3歳から始めたという水泳で、ジュニアオリンピック出場のほか、アーティスティックスイミングの国際大会強化選手、競泳日本選手権出場などの実績を持つ元アスリートです。2017年の全国JOCジュニアオリンピックカップでは、女子100m背泳ぎで全国2位に入っています。 その後、大学に進学した彼女は、そこでも水泳に取り組み、インカレに出場しているほか、世界短水路選手権日本代表選考会にも出場していました。100m背泳ぎで落選したものの、全国レベルで戦える選手だったのでしょう」(事件担当記者) 競技生活は、大学時代の怪我がきっかけで終了する。その後、阿部容疑者はあるミスコンに出場していた。同じコンテストに出場していた人物が、当時を振り返る。 「『ミス・グランド・ジャパン2020』という、大規模なコンテストでした。各都道府県の代表がいて、そのなかの1人としてファイナリストに選ばれたのです。身長も高いですが、何より体格がしっかりしている印象でした。やはり小さいころから水泳をやっていたからかもしれません。アスリートっていう感じでしたね。 ただ性格はおとなしく、ずっと黙っている印象でした。ミスコンに出場する人は、自分をどんどん表に出す、話好きな人が多いですが、彼女は逆で、ちょっと“不思議ちゃん”だった記憶があります。大会は新型コロナウイルスが流行していた時期でもあり、みんなマスクを着けて臨んでいたのを覚えています。彼女は途中で辞退したのか、いつの間にかいなくなっていました。 今回は、ニュースで名前を見て驚きました。コカインで逮捕されたことにもですが、セクシー女優をやっていることもびっくりでした」 セクシー女優としては、「青木桃」「朝日芹奈」「堤セリナ」と名前を変え、事務所も移っていたという阿部容疑者。鍛え抜かれた体と美貌で人気になっていたというが、なぜ薬物にはまっていったのか。その転落劇に落胆するファンは多いだろう。