東京女子医大は元理事長・岩本絹子容疑者(78)の逮捕受け謝罪「ガバナンスの不全が要因」 流出資金をキックバックし私的利用か 警視庁

東京女子医科大学の元理事長が、大学に約1億2000万円の損害を与えた疑いで警視庁に逮捕された事件で、13日午後3時過ぎ、大学が謝罪しました。 学校法人 東京女子医科大学・清水治理事長: 関係者の皆さまに多大なご迷惑ご心配おかけしたこと、深くおわび申し上げます。 逮捕を受けて東京女子医科大学は会見を開き、「元理事長の専横的な意思決定があり、ガバナンスの不全が要因だった」と謝罪しました。 元理事長の岩本絹子容疑者(78)は、新校舎を建築する際、非常勤職員だった建築士に対し、給与とは別に実態のないアドバイザー業務に対する報酬として1億1700万円を支払い、大学に損害を与えた疑いが持たれています。 岩本容疑者を知る関係者: 大学のお金を動かすようになると何十億何百っていうことになってきたんで、ご自分が自由に使えるお金が増えたと勘違いされたんだと思う。 警視庁は、資金の一部が岩本容疑者に「キックバック」され、私的に使われたとみて調べています。

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