お菓子やファストフードではないが、プロレス界にも“期間限定”のレスラーが存在する。例えば映画「スターウォーズ(第1作)」公開の翌1978年、メキシコでは「ザ・ロボットC-3」「ザ・ロボットR-2」なるマスクマンコンビが登場。覆面、コスチュームともに、同映画の人気ロボット「C-3PO」と「R2-D2」をあからさまに模した出で立ちだった。しかし2年もせず、両者ともマスクを脱がされ、終了した。「カツヤ・ID・ノムラ」なるマスクマンもいた。こちらは元プロ野球選手・高野忍のプロレスデビュー2戦目の相手で、高野のデータは全てインプットしてあるという、まさに野村克也監督ばりの触れ込みだったが、出番はこの試合のみであった(※1)。その場限りの話題性を利用するギミック・レスラーだったのである。今からちょうど50年前の1976年にも、こんな覆面レスラーが、日本の国際プロレスに現れた。