面識のない女性に金を貸したとする契約書を偽造し、架空の民事訴訟を起こした疑いで鹿屋市の会社役員の男が逮捕されました。 偽造有印私文書行使の疑いで逮捕されたのは鹿屋市川東町の会社役員、高田一広容疑者です。 警察によりますと、高田容疑者は面識のない愛知県の女性に金を貸したとする契約書を偽造し、2023年11月にその写しを鹿屋簡易裁判所に提出した疑いが持たれています。 偽造した契約書に基づき、鹿屋簡易裁判所では高田容疑者が女性に金の返還を求める架空の民事裁判が始まりました。 高田容疑者は何らかの方法で裁判所から女性に連絡が行かないように仕向け、事情を知らない女性は裁判を欠席。 欠席裁判では出廷した側の主張が認められるため、高田容疑者が勝訴し、女性の口座から10万円以上が差し押さえられました。 突然、10万円以上が裁判所から差し押さえられた女性が警察に相談し、事件が発覚したもので高田容疑者は「間違いない」と容疑を認めています。 警察は高田容疑者が他人の口座の差し押さえ、金を得ようと犯行に及んだとみて捜査を進めています。