共犯者と共謀し、石川県の女性から現金およそ256万円をだまし取った疑いで、テニス全仏オープン覇者の元プロテニス選手の女が、逮捕されました。女はこれで3回目の逮捕となります。 逮捕されたのは、元プロテニスプレーヤーで千葉県白井市の会社員・平木理化容疑者(54)です。 高知県警・宿毛警察署の調べによりますと、平木容疑者は共犯者と共謀し、2022年4月ごろ〜2022年6月23日までの間、石川県河北郡に住む60代女性から現金およそ256万円をだまし取った、詐欺の疑いが持たれています。 2022年4月ごろ、「アメリカの軍人」を名乗る男から被害者の女性に「今、空爆がある戦地にいる。妻は亡くなっている。賞金が当たった。賞金を入れた荷物を故郷のアメリカに送りたい」などとメールなどで連絡がありました。 そして「荷物が航空機の税関で止まった。荷物を税関で通すには手数料が必要なので、立て替えて欲しい」とも連絡があったということです。 被害に遭った女性は、指定された銀行口座に現金を振り込みましたが、振込先の口座が使われておらず、返金されたということです。これを相手に伝えると、相手から「ゆうパックで送ってください」などと言われ、女性は「書類」の名目などで、3回にわたって現金100万円以上を送ったということです。 女性が発送した現金は3回とも別の宛先に送られていて、このうちの1件が、平木容疑者の元に送られていました。 2022年6月23日、女性は金沢市内の郵便局から現金およそ256万円が入った荷物を「ゆうパック」で発送していて、平木容疑者はその翌日、自宅がある千葉県白井市内の郵便局で荷物を受け取っていました。 平木容疑者が受け取った現金のうち、およそ246万円は暗号資産に送金されていたということです。 平木容疑者は元プロテニスプレーヤーで、1997年の全仏オープン・混合ダブルスで優勝しています。 2026年7月に、共犯者と共謀して鹿児島市の女性から現金30万円を騙し取った疑いで逮捕されていて、8月には山梨県の女性からおよそ140万円をだまし取ろうとした疑いで、これまでに2度逮捕されています。今回が3度目の逮捕となります。