マッチングアプリで5600人分のID収集か 詐欺容疑で逮捕の男ら

マッチングアプリに登録している男性に、うその投資話を持ちかけ、暗号資産をだまし取ったとして、愛知県警は2日、男5人を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。容疑者の男らは女性のアルバイトを雇って、マッチングアプリに登録させ、少なくとも約5600人分の男性のLINEのIDを聞き出していたという。県警は5人の認否を明らかにしていない。 逮捕されたのは、自称自営業の男(39)=東京都八王子市=や、結婚相談所運営会社代表の男(40)=福島県会津美里町=ら。 県警によると、5人は仲間と共謀し、2025年10~11月、マッチングアプリを利用していた東京都の会社員男性(39)に「一緒に暮らすようになったとき、お金で悩みたくない」などとLINEでメッセージを送り、投資名目で3回にわたって計15万円相当の暗号資産を送らせて、だまし取った疑いがある。 容疑者の男らはウェブサイトやSNSで「LINE婚活サポート」と称し、女性のアルバイトを募集し、マッチングアプリに登録させていた。女性にはアプリで知り合った男性のLINEのIDを聞き出すよう指示。1件のIDにつき500~1300円の報酬を支払っていたという。県警は、詐欺に悪用するために、IDを集めていたとみている。アルバイトの女性は300人近くいたといい、男らが収集したIDは25年3月~26年8月ごろで約5600人分に上るとみている。 今回の被害者の男性も、アプリで知り合った女性の求めに応じ、LINEのIDを教えたところ、投資に誘うメッセージが届くようになった。女性との交際に発展させたいという思いから、その話にのったという。(山下寛久)

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