三重県警松阪署は4日、三重県松阪市内五曲町の県道で、2人にけがをさせる事故を起こしたにもかかわらず、通報や救護もせず現場から逃げたとして、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)と道路交通法違反(救護・報告義務違反)の疑いで、同市の男(48)を逮捕した。 同署によると、現場は内五曲町の県道松阪環状線で、同町交差点から約170メートル北の道路上。3日午後1時10分ごろ、北進していた男の軽四貨物車が反対車線にはみ出し、信号待ちをしていた市内の女性(63)が運転する普通乗用車に衝突。その弾みで女性の車が、後続の津市の男性(39)が運転する普通乗用車に衝突した。 この事故で女性は顔などを、男性は腰などを打ったが、いずれも軽傷。男にけがはなかった。3台とも同乗者はいなかった。 事故後、男性が110番通報。3人は付近の駐車場に車を移動し、署員の到着を待っていたところ、男が現場からいなくなった。その後、署員が女性と男性から状況を聞いていたところ、男が現場に戻ってきた。同署は目撃者の証言やドライブレコーダー映像などから男の容疑を確認し、逮捕した。 男は「事故を起こしたことは間違いないが、ひき逃げと言われることは納得がいかない」と容疑を一部否認している。 同署は逃走理由や飲酒運転の有無などを詳しく調べている。