警察官になりすまし現金をだまし取ったとして、30歳の男が逮捕されました。 男は、特定の組織に所属せず、複数の犯罪グループと接点を持ちながら特殊詐欺を繰り返していたとみられています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは神奈川県の自称自営業、若山優哉容疑者(30)です。 警察によりますと若山容疑者は、他の仲間と共謀し去年2月、福岡県警の警察官などになりすまして「詐欺事件の容疑がかかっている。資金調査をする必要がある」などとうその電話をかけ、神奈川県の68歳の男性から現金あわせて100万円をだまし取った疑いがもたれています。 この事件では、「出し子」のベトナム人男女2人がすでに逮捕されていて、若山容疑者は2人に出金の指示などをしていたとみられています。 警察は若山容疑者の認否を明らかにしていません。 若山容疑者は、去年、愛知県警が摘発した国内最大規模の口座ブローカー集団から少なくとも7つの口座を手に入れ、あわせて17件、被害額6000万円以上の特殊詐欺に関与していたとみられています。 また、3年ほど前から、若山容疑者の暗号資産口座には、犯罪グループからとみられるあわせて2億円以上の送金が確認されているということです。 警察は、特定の組織に所属しない若山容疑者が、複数の犯罪グループと関わりを持ちながら中核的役割を担い、特殊詐欺を繰り返していたとみて実態解明を進めています。