「風営法改正は失敗」…逆にスカウトバックの高騰で風俗店が悲鳴をあげる“正視できない現実”

「法改正したんだから、ちゃんと摘発してくれよ。警察は何をやっているんだ」 全国に店舗を展開する大手風俗グループの幹部がぼやく。 昨年6月末に改正風営法が施行されてから1年余りが過ぎたが、業界関係者からは「改正は失敗だった」という声が聞こえてくる。 改正の目的だった”業界の健全化”の効果が見られないどころか、改正前より事態が悪化しているというから始末が悪い。一部からは『世紀の悪法』という声まであがっている。改悪の理由となっているのが法改正による「スカウトバックの禁止」。これが”真逆の効果”を生み出してしまっているというのだ。 スカウトバックとは、女性の紹介を受けた風俗店がスカウトに払う報酬のこと。近年、悪質なホストの色恋営業により多額の借金を背負わされた女性がスカウトを通して風俗店に送り込まれ、搾取をされ続けることが社会問題となったことを受けて、スカウトと風俗店の間の取引をなくすために風営法が改正された。 性風俗のスカウトグループのなかには『匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)』と名指しされている『ナチュラル』や『アクセス』があり、警察が取り締まりに力を入れてきた。 スカウトバックを禁止したのは、風俗店を取り締まることで悪質なスカウト集団へ流れる資金を根絶するのが狙いだ。しかし、実際にはスカウトグループに流れ込むスカウトバックは増加しているという。

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