岡山・香川でも被害が相次ぐ特殊詐欺についてです。今年3月、SNSを通じた投資詐欺で、4,000万円以上をだまし取られた岡山市の女性が手口などを証言しました。 ■本当に人がいいおじさんの声で 「人がそこまで人をだますんだというのをしみじみ感じましたね」 岡山市北区に住む66歳の女性です。今年3月、インスタグラムで、「投資で儲かる銘柄を教える」といった内容の広告を見たことがきっかけでした。 「投資をしたことがないので、やり方が分からなくて、銘柄を教えてくれるんだったらそれは助かるなと思いまして、『私のやり方で家が建った人もいますし』みたいな感じの、本当に人がいいおじさんの声で」 ■巧みに善意につけ込み信じ込ませる手口で 女性は、子どものためになる事業や農業支援といった慈善活動を行う資金になればと、投資に興味をもったといいます。広告から誘導されたLINEのグループに入り、「先生」「アシスタント」と呼ばれるものたちとやり取りをするように…。 「励ましつつ、厳しく、ここはこうだって、甘やかすような感じではなく」 「子どもたちは今、生活が苦しいご家庭もあるので、応援をしたいってLINEで書きましたら、先生も『子ども支援の基金を立ち上げています』って言われたので、そこもちょっと落とされましたね」 相手は巧みな手口で女性を信じ込ませ、証券会社のものと思い込ませてアプリをインストールさせ、送金を繰り返させました。また、女性は、証券会社の社員に成りすました男に、投資資金として金や現金を手渡すなどして、被害総額は4,000万円以上にのぼったということです。 ■責任感がある人ほど気をつけてほしい 資金を振り込むプラットフォームは特別なものであるため、他の人に漏らさないようにと指示されていたと言います。 「ちょっとでも漏れたらグループのみんなにも迷惑かけるし、責任感があるとかそういう方は落ちちゃうんじゃないかなと」 「実際に会ったことがない人は信用するかどうかは気を付けた方がいいかなと思います」