仏像窃盗疑いで48歳男逮捕 関係先から120点押収 福島・田村署

福島県三春町の寺院から仏像や掛け軸を盗んだとして、田村署は14日午前11時5分ごろ、盗みと建造物侵入の疑いで田村市船引町上移字平、解体業の男(48)を逮捕した。県中地方の寺院や神社を中心に仏像や銅鏡などが盗まれる事件が相次いでおり、県警は男がほかの事件にも関わっている可能性があるとみて調べている。 逮捕容疑は昨年9月16日正午~10月26日午前11時ごろ、三春町の寺院に侵入し、仏像20体と掛け軸1点(合計約480万円相当)を盗んだ疑い。同署は県警捜査3課と捜査した。同署によると、男は容疑を認めている。捜査関係者によると、男は盗んだ仏像などの一部を転売していたという。 同署によると昨年秋ごろから、同署管内の寺院から仏像や仏具、神社から神具類が盗まれ、被害の届け出が十数件寄せられていた。 同署は複数の関係先から、男が盗んだとみられる仏像や掛け軸、銅鏡、台座など約120点を押収した。

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