「馬鹿の一つ覚え」で日本に同じ嫌がらせをし得意顔…無能・習近平が知らない「同じ手は通用しない」という常識

日本に対して強硬姿勢を続ける習近平は「名将」と言えるのか。元河合塾世界史講師の神野正史さんは「中国は15年前の『レアアース禁輸』を再び発動して日本が苦しんでいると思い込んでいるようだ。兵法の基本すら知らない無能ぶりを露呈している」という――。 ※本稿は、神野正史『世界史の名将たちの「戦略と戦術」』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 ■「同じ手は通用しない」は兵法の基本 敵が「同じ手で来る」とわかっていれば、こちらは先手を取ることができるため、対処はかくも簡単です。 「同じ手は二度通用しない」理由はそこにありますが、多くの者がこんな簡単な摂理をなぜか理解できず、洋の東西と古今を問わず、毎度毎度「同じ手」を使って大敗を喫する過ちを繰り返していきます。 現在、我々の目の前で展開している日中問題にしてもそうです。 時、2010年。 尖閣諸島沖にて違法操業していた中国の漁船が、これを取り締まっていた日本の巡視船に体当たり攻撃を行うという事件が起こりました。 当然、日本の海上保安庁はこの漁船を拿捕し、その船長・船員(中国人)を逮捕し聴取を行いましたが、これに中国政府が激怒。 船員の即時解放を要求し、尖閣海域に中国監視船を派遣するなど挑発行為を行いました。 このとき日本政府が強気だったのは最初だけ、中国がさらにつぎつぎと強硬姿勢を打ち出すと、例によって例のごとく、日本政府はたちまち弱腰となっていきます。 そして、中国政府がとどめの「希土類(レアアース)の輸出規制」を始めるや、これで日本政府は腰砕け、まるで三跪九叩頭でもしかねない勢いで慴伏(ひれ伏すこと)、おとなしく船長を返還することになったのでした。 完全な外交的敗北です。 当時の日本は希土類の国内消費量の90%近くを中国産に依存しており、ここを絞められると日本経済はたちまち窒息してしまうため、「白旗」を振らざるを得なかったのでした。

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