コカインを使用したとして麻薬取締法違反(使用)の罪で起訴された男性(24)に無罪を言い渡した神戸地裁判決について、神戸地検が期限の14日までに控訴しなかったことが15日、分かった。男性の無罪が確定した。 地検は取材に対し、コメントしなかった。検察側の求刑は懲役1年6月だった。 8月31日の判決などによると、2023年12月、当時大学生だった男性は友人5人とともに任意提出した尿からコカインが検出されたとして逮捕、起訴された。友人の1人が歯茎に塗ったコカインがペットボトル飲料の回し飲みにより、男性の体内に入った可能性を排除できず、坂口裕俊裁判官は「(摂取に)故意があったと認めるには合理的な疑いが残る」として無罪を宣告した。