【全文】「法が全て崩れました」身柄拘束された尹大統領が国民向けメッセージで捜査批判「捜査機関が偽りの公文書を発付」

韓国史上初めて大統領として身柄を拘束された尹錫悦大統領が、国民向けのメッセージを発表し、「法が全て崩れました」など、捜査の不当性を訴えた。 尹大統領は、15日午前10時半頃、警察や高官犯罪捜査庁などの合同捜査本部により、「非常戒厳」宣言をめぐる内乱などの疑いで、身柄を拘束された。 それに先立ち、国民向けのメッセージを発表していて、「捜査権のない機関に令状が発付され、また令状審査権のない裁判所が逮捕令状と押収捜索令状を発付することを見ながら、そして捜査機関が偽りの公文書を発付して、国民を欺瞞するような不法の不法が行われ、無効な令状によって手続きを強圧的に進めることを見て、本当に嘆かわしくならざるを得ません」などと、捜査の不当性を強く訴えた。 その上で、流血の事態を避けるために、捜査当局に出頭することを決めたとしている。 尹大統領の国民向けメッセージは以下の通り。 尊敬する国民の皆様、その間お元気でしたか? 私を応援して多くの支持を送ってくださったことに対して、 本当に感謝の言葉を申し上げます。 残念ながら、この国には法が全て崩れました。 捜査権のない機関に令状が発付され、また令状審査権のない裁判所が逮捕令状と押収捜索令状を発付することを見ながら、そして捜査機関が偽りの公文書を発付して、国民を欺瞞するような不法の不法が行われ、無効な令状によって手続きを強圧的に進める様子を見て、本当に嘆かわしくならざるを得ません。 私はこのように不利益を受けても、国民の皆さんが今後このような刑事事件を経験する時、このようなことが本当にないことを願っています。 私は今日、彼らが警護保安区域に消防装備を動員して侵入してくるのを見て、不祥事の流血事態を防ぐために、一応不法捜査ではありますが、公捜処の出席に応じることにしました。 しかし、私はこの公捜処の捜査を認めているわけではありません。 大韓民国の憲法と法体系を守護しなければならない大統領として、このように不法で無効な手続きに応じることは、これを認めることではなく、望ましくない流血事態を防ぐための気持ちに過ぎません。 国民の皆様がこれまで、特に青年たちが自由民主主義の大切さを本当に再認識するようになり、これに対する情熱を見せて下さるのを見て、私は今は法が崩れ漆黒のように暗い時代だが、この国の未来は希望的だという考えを持つようになりました。 国民の皆様、どうかお元気で、力を出してください。 ありがとうございます。

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