横領事件で無罪確定のプレサンス元社長「極めて悪質な不法行為」検察捜査の違法性を訴えた控訴審始まる 大阪高裁

横領事件で無罪となった不動産会社の元社長が、検察の捜査の違法性などを訴えている裁判の控訴審がはじまり、元社長側は、組織的な背景があり、「極めて悪質な不法行為」と訴えました。 プレサンスコーポレーションの元社長・山岸忍さんは、21億円の横領事件で大阪地検特捜部に逮捕・起訴されましたが、元部下が、田渕大輔検事の威圧的な取り調べで供述を強要されていたことが分かり、無罪が確定しています。 取り調べを担当した田渕検事は、「検察なめんな」などと厳しい口調で罵倒したなどとして特別公務員暴行陵虐罪に問われています。山岸さん側は、国に損害賠償を求め訴えを起こしましたが、一審の大阪地裁はこの訴えを退けていました。 きょう(17日)の裁判で、山岸さん側は取り調べについて、事件を担当した検事個人の責任ではなく「検察組織全体が共同して成し遂げた、極めて悪質な『共同不法行為』」だと訴えました。 一方で、国側は控訴棄却を求めています。弁論はきょう(17日)で終わり、来年1月に国の責任の有無について中間判決が言い渡される予定で、国の責任が認められた場合は損害の程度についての審理が再開されます。

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