検察「金を稼ごうと考え日本に不法に残留していた」出入国管理法違反のカンボジア国籍33歳の男が初公判で起訴内容認める メガソーラー発電所で銅線を盗んだ罪でも起訴 仙台地裁

技能実習生としての在留期限が切れた後も不法に日本に残留していたとされるカンボジア国籍の男の初公判が、仙台地方裁判所で開かれました。男は起訴内容を認めています。男は宮城県川崎町のメガソーラー発電所で銅線を盗んだ罪でも起訴されています。 出入国管理法違反の罪に問われているのは、カンボジア国籍のアルバイト、ナウ・クゥン被告(33)です。 起訴状などによりますと、ナウ被告は6月14日から8月8日まで、技能実習生としての在留期限が切れた後も、不法に日本に残留していたとされています。 9日、仙台地裁で開かれた初公判で、ナウ被告は「間違いない」と起訴内容を認めました。検察側は「金を稼ごうと考え日本に不法に残留していた」などと指摘しました。 また、ナウ被告は、いずれもカンボジア国籍の3人とともに川崎町にあるメガソーラー発電所で銅線およそ558グラム時価150万円相当を盗んだ疑いでも逮捕・起訴されています。 被告側の弁護士によりますと、ナウ被告は航空代の不足などで帰国できず、カンボジア国籍の友人の家に住みながら働いていたということです。

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