広島・新井貴浩監督(49)が就任5年目を迎える来季も続投することが22日、決まった。松田元(はじめ)オーナーが取材に「来季もやってもらう。ゾンビたばこの問題があって本人はツラかったと思うが、一丸になって戦えるのは新井監督しか思いつかない」と語った。 羽月隆太郎元選手が1月下旬に「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物エトミデートを使用したとして逮捕。現役選手の不祥事と球団のイメージ悪化に危機感を募らせ、春季キャンプイン直後と5月末の2度、球団幹部に「責任を取ります」と辞意を伝えた。6月中旬には松田オーナーのもとを訪問。思いを打ち明けると「監督が責任を感じることじゃない。頑張れ」と慰留、激励され、恩義に報いる形で翻意した。 チームは前日21日の中日戦に敗れ、レギュラーシーズン12試合を残して3年連続のBクラスが決定。同オーナーは「若手の育成は評価している」とし、来季に向けての最大の懸案である得点力不足解消について「最大限バックアップするつもり。チャンスに強い、打点を挙げられる選手が必要だと思う」と語った。