【広島】新井貴浩監督「託していただいた以上はやるしかない」来季続投決定に言及 サヨナラ勝利の巨人戦の試合後 激動シーズンを経て…来季5年目

◆JERAセ・リーグ 広島2x―1巨人=延長11回=(22日・マツダスタジアム) 広島は、今季7度目の延長11回サヨナラ勝利で巨人を制した。連敗を2で止め、借金を20に戻した。新井貴浩監督は試合後、来季続投が決まったことに「託していただいた以上はやるしかない」と語った。「自分がやるしかないと思いますし、自分しかできない。メンバー表交換の時に(スタンドのファンから)『頑張れ』という声が聞こえて、よしっやるぞ、頑張るぞ、という気持ちにさせていただきました。ありがとうございます」と決意と感謝を口にした。 この日、試合前に取材に応じた松田オーナーが「来年もやってもらう。チームを一つにまとめて、一丸となれるのは新井だけ。ほかに思いつかなかった」と明言していた。来季が5年目となる。 グラウンド外の混乱で幕を開けた激動の4年目は、3年連続Bクラスに沈んだ。1月27日に羽月隆太郎氏が通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用し、医薬品医療機器法違反で逮捕。羽月氏は、5月の初公判で自身を含めて6人が「ゾンビ―」を購入していたと暴露。新井監督はキャンプイン直後の2月上旬、さらに5月下旬に「これ以上、騒動が大きくなるなら…」と鈴木球団本部長に辞意を伝えた。交流戦終盤の6月中旬には松田オーナーに意向を伝えたが、オーナーからは「(監督の)責任ではない」と伝えられた。指揮官自身も熟慮を重ね、最終的に指揮を執ることを決断した。 就任以来、育成と勝利の両立という難題に挑んできた指揮官。1年目の23年は5年ぶりのAクラス(2位)に導いたものの、2年目以降の成績は下降線をたどっている。投打で課題は山積みではあるが、投手では岡本、高、野手では佐々木、勝田らの若手が台頭してきた。11試合を残す今季の全日程終了後、歴代監督と同様に新たに単年契約を結ぶことになる。 責任感ゆえ、特に今季は厳しい表情が目立った新井監督。松田オーナーは「(就任)1、2年目のようなハツラツさを」と、本来の明るさを全面に出す姿にも期待を込める。得点力不足解消に向けても「打点を挙げられる選手が必要」とバックアップする考えだ。

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