今年7月、鹿屋市でスナックを経営する女性(49)が自宅で死亡しているのが見つかった殺人事件。警察が捜査本部を設置してから24日で1か月ですが、犯人の逮捕には至っていません。現場付近の防犯カメラには帰宅後にゴミを出す女性の姿が映っていて、女性が帰宅直後に襲われたわけでは無かったとみられることがわかりました。 今年7月、鹿屋市笠之原町の飲食店経営・大隅 さつきさん(49)が自宅で倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。 警察は現場付近の防犯カメラを調べるなど捜査を進めた結果殺人事件と断定。死因は窒息で、これまでのKYTの取材で何者かに鼻と口をふさがれた可能性があることがわかっています。 捜査本部の立ち上げから1か月、未だ犯人逮捕には至っていません――。 事件があったのは7月28日。未明までスナック店で勤務し、その後、男性客と代行で帰宅したという大隅さん。 事件当日、大隅さんを自宅まで送迎したという代行運転手の男性がKYTの取材に応じました。 (運転手) 「(.Qママとお客さんを乗せた?)そう」 「(Q.店の前で乗せた?)駐車場が近くにあるからそこから乗せた」 「(Q.行先は?)(お客さんを)降ろしてその人と別れてママを家まで代行で送った。私はそんなしょっちゅう送ってない、たまたまその日うちに電話が来て送っただけ。前は送ったこともあったが」 運転手の話によると、日付が変わった28日の午前1時半ごろ、大隅さんから代行を依頼する電話があったといいます。その約15分後、店の近くの駐車場に停めていた大隅さんの車に乗車し、大隅さんと男性客を一緒に乗せ自宅方面へ。途中、男性客を県道沿いで下ろした後、大隅さんの自宅に着いたのは、午前2時ごろだったということです。 (運転手) 「(Q.当日の状況は?)状況は普通、酔っぱらってもないし普通だった」 特に酔った様子もなく、普段通りだったという大隅さん。帰宅後、ある姿が自宅近くの防犯カメラに残されていました。 (隣に住む男性) 「その日、代行で帰ってからそこにゴミを捨てて家に入るところまではカメラに映っていた。(Q.どのカメラ?隣)あそこ。ここからこっち(を映す)あっち(道路側)から来てゴミを捨てて家の方に、それが2時ぐらい」 大隅さんの自宅の隣の飲食店に設置された防犯カメラに映っていたのは、家の外にあるこのゴミ箱にゴミを捨てる大隅さんの姿。帰宅後、すぐに襲われた訳ではなかったことがうかがえます。この映像を残した防犯カメラは、人の動きなどにセンサーが反応する仕組みだといいます。しかし、その後、朝までセンサーの反応はなかったということです。 こちらは大隅さんの自宅付近の地図。大隅さんの自宅の東側に飲食店があり、さらにその先には車の通りも多い県道が走っています。一方、西側は道も狭く、畑などが広がっています。防犯カメラに映っていたのは、大隅さんの自宅の東側。朝までセンサーに反応がなかったということは、犯人は人や車の通りが少ない自宅の西側を通った可能性があります。 仕事に熱心で常連客との付き合いも多かったという大隅さん。警察は交友関係を中心に調べを進めています。