佐賀地検、カンボジア拠点としたSNS投資詐欺に懲役6年を求刑 佐賀地裁で結審

カンボジアを拠点としたSNS(交流サイト)型投資詐欺事件で佐賀県警が逮捕し、詐欺罪に問われた東京都台東区、清掃作業員の男(57)の公判が15日、佐賀地裁であり、検察側は懲役6年を求刑した。弁護側は詐欺の故意がなかったなどとして無罪を主張し、結審した。 検察側は、カンボジアのホテルで作業をしていた投資に関するメッセージ文面の訂正について「およそ一般的な経済活動とはかけ離れている」と指摘。詐欺への関わりを認識する状況と強調した。弁護側は「何のための作業かは説明されていなかった」と主張した。 起訴状によると共謀して2023年4~5月、カンボジアを拠点に佐賀県内外の4人にうその外国為替証拠金取引(FX)を持ちかけ、計約4千万円をだまし取ったとしている。

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