米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は4日、米軍が英国南部フェアフォードの空軍基地に配備中のB1戦略爆撃機12機を、急きょ全て撤収させたと報じた。基地を標的にイランが関与する新たなテロ計画の情報が浮上したためとしている。少なくとも3機は米中西部サウスダコタ州の基地に戻っているという。 同基地は、米軍がイランを空爆する際に使用してきた拠点の一つ。9月27日には基地周辺で20代の英国籍の5人がテロ準備容疑で逮捕され、その後保釈されている。イラン側は関与を否定しているものの、英国のバーナム首相は同30日、英メディアに「イランの関与を示す強い兆候がある」と明らかにしていた。 今回の撤収がこの事件に関係しているかは不明。NYTは米政府高官の話として、脅威の情報は3週間前からあったものの、情報の詳細が分かり緊迫度が急速に高まったことから撤収につながったとしている。【ワシントン平野光芳】