沖縄県警は4日、那覇市のホテルで3日、女性を殺害し所持品を奪ったとして、米海兵隊員を強盗殺人容疑で逮捕したと発表した。NHKなど複数の報道によると、容疑者は調べに対し容疑を否認しているという。高市早苗首相は、「極めて残忍で凶悪な」事件だとソーシャルメディア「X」で非難した。また、「米軍関係者の綱紀粛正と事件・事故の再発防止の徹底を強く求めた」とした。NHKは、被害者が屋宜杏奈さん(39)、逮捕されたのは米軍普天間基地所属の海兵隊の上等兵デヴィン・ジェイコブ・バラード容疑者(20)だと報じた。米海兵隊は、「海兵隊員が重大な犯罪行為を犯したとされることを受け、日本の当局に積極的に協力している」とソーシャルメディアで説明した。同時に、被害者の家族に哀悼の意を表した。小泉進次郎防衛相は4日、Xにコメントを投稿。女性の遺体が3日未明に那覇市内のホテルで発見されたとした。そして、「このような事件は言語道断で許されず、強い憤りを覚えます」とし、「アメリカ軍人等による事件・事故は、地元の皆様に大きな不安を与えるものであり、あってはならないもの」だとした。東京にあるアメリカ大使館は、日本政府および現地警察に全面的に協力していると発表した。日本の外務省は4日、茂木敏充外相がアメリカのジョージ・グラス駐日大使を呼び出し、この事件について「強く抗議」したと発表した。「捜査への全面的な協力を求め、このような惨事が二度と繰り返されることのないよう米軍関係者の綱紀粛正及び事件の再発防止の徹底を強く求め」たという。沖縄には複数の米軍基地があり、数万人の米兵が駐留している。沖縄県の古謝玄太知事は、県としてアメリカに対し、こうした事件の再発防止措置を繰り返し求めてきたと説明。今回の事件は規律の欠如を示すものだとの考えを示した。知事は、「このような事件が再び起きたことは、米軍の綱紀粛正、隊員教育等が全く機能していないと言わざるを得ません」と述べた。(英語記事 US Marine arrested over murder of woman in Okinawa, Japan)