熊本南署は5日、役員を務めていた会社の口座から現金2900万円を横領したとして、業務上横領の疑いで、熊本市南区刈草2丁目、会社役員の男(57)を逮捕した。 署によると、容疑者は事件の翌年、ロマンス詐欺の被害に遭ったと署に相談しており、署は横領した金を相手側につぎ込んだ可能性もあるとみて使途を調べている。 逮捕容疑は2022年10月26日午後0時50分ごろ、同市南区の金融機関で、当時代表取締役を務めていた会社の口座から、現金2900万円を自身の口座に送金して横領した疑い。「横領していない」と容疑を否認している。 署によると、容疑者は事件後、別の口座に投資名目で2900万円を振り込んでいた。23年6月、ロマンス詐欺の手口で約1億5千万円の被害に遭ったとして署に相談に訪れた。