フロント部分が大きく破損した白い車。対向車と正面衝突した事故車両です。警察は、この車を運転していた22歳の男が意図的に車を衝突させたとみて、殺人未遂の疑いで逮捕しました。男は事故直後、「殺してくれ」などとつぶやいていたといいます。現場は茨城・桜川市を通る片側1車線の県道です。自称運送業の上米良玲音容疑者(22)は9月25日の午前6時ごろ、白の軽自動車でこの道を走行中にいきなりハンドルを切り、意図的に対向車線を走ってきた車に車体をぶつけたとみられています。衝突直後に現場を撮影した画像を見ると、上米良容疑者が運転していた白い車は前の部分が大きく破損し、ぶつけられた黒い車は車道の脇に斜めの状態で止まっていることが確認できます。車をぶつけられたのは市内に住む28歳の男性で、右足を骨折する重傷ですが、命に別条はないということです。近くに住む人は事故発生時、大きな衝突音を耳にして現場に駆け付けたといいます。近隣住民:朝の5時55分です。そのころに「ドン」という音がして、振り向いたら白い車から煙が出ていた。「助けてくれ」という声がして駆けつけた。2台とも煙が上がっていて、黒い車の方(被害者)が「助けてくれ」「痛い」と叫んでいた。白い車の方(上米良容疑者)は「殺してくれ」とずっと言っていた。事故のあと、上米良容疑者は全身打撲で入院していましたが4日退院し、殺人未遂の疑いで逮捕されました。警察の調べに対しては「死のうと思ってぶつかった。車を意図的にぶつけたことは認めるが、人を傷つけるつもりはなかった」と供述し、容疑を一部否認しているといいます。上米良容疑者と被害男性に面識はないということで、警察は事件の詳しいいきさつなどを調べています。