【ワシントン=杉本康士】トランプ米大統領は5日、ホワイトハウスで記者団に対し、米軍の爆撃機を英南部フェアフォード空軍基地から退避させたことを認めた上で、米軍に対する「脅威」が理由だと説明した。テロ攻撃などの情報があったとみられる。トランプ氏は脅威について「イランが関係している」とも述べた。同基地をめぐっては、英警察当局が9月27日、テロを準備した疑いで英国籍の男5人を逮捕したと発表している。米メディアは今月4日、新たなテロ計画が浮上したため、米軍のB1戦略爆撃機12機全てが同基地から退避したと報じていた。トランプ氏は5日、記者団から爆撃機を退避させた理由を問われ「ちょっとした脅威があった」と説明。「(爆撃機を)少し移動させた。それほど遠くへではない」と語った。イランが攻撃ドローン(無人機)を英国に持ち込んでいるかどうかを問われると「それは言えない」と述べるにとどめた。バンス副大統領も同日、ワシントン近郊で記者団に対し、爆撃機の退避は危険を回避するためだったと説明。英基地に対するテロ計画にイランが関与していると明言しなかったものの、「イランは49年にわたって米国に対するテロを試みてきた」と述べた。