大阪・関西万博の会場工事を巡り、約1,300万円の背任の罪で起訴された竹中工務店の元所長の男が、さらに「大屋根リング」の転落防止柵の設置工事でも下請け業者に水増し請求をさせ会社に1,000万円あまりの損害を与えた疑いで再逮捕されました。竹中工務店の元社員で、万博関連工事の総括作業所長を務めた河井辰巳容疑者(61)は去年6月、奈良県の下請け業者に「大屋根リング」のスカイウォークの転落防止柵設置の工事費を水増し請求させ、会社に1,000万円あまりの損害を与えた背任の疑いが持たれています。河井容疑者は万博会場内にある事務所の工事でも同じ業者に約1,300万円水増し請求させ会社に損害を与えた罪ですでに逮捕・起訴され、竹中工務店を懲戒解雇されています。水増し分は総額6000万円以上の自宅などのリフォーム代に充てられとみられています。警察は河井容疑者の認否を明らかにせず、立場を悪用して不正を繰り返したとみて詳しく調べています。