ドイツの対外情報機関元トップをスパイ容疑で逮捕、冷戦後最大級のスキャンダル

ドイツ検察当局は6日、同国の対外情報機関、連邦情報局(BND)長官を務めたアウグスト・ハニング容疑者をスパイ行為などの疑いで逮捕した。対外情報機関の元トップが逮捕さ​れるのは異例で、冷戦終結以降、ドイツで最大級の情報機関スキャンダルとなる。 ◇ドイツ検察当局は、対外情報機関の連邦情報局(BND)の元長官、アウグスト・ハニング容疑者をスパイ行為や国家反逆の疑いで逮捕した。同検察が6日に発表した。BNDの元高官1人も逮捕された。ハニング元長官は、国家反逆を目的とした情報収集や国家反逆未遂、諜報活動などの疑いが持たれている。逮捕された元高官は、共犯者としてこれをほう助した疑いがある。元長官がどの国に機密情報を渡したとされるのかは、現時点では不明だ。独検察の報道官「逮捕されたもう1人の容疑者は、BND高官として機微な情報にアクセスできただけでなく、すでにBNDを退職していたハニング元長官に、その情報を渡した疑いがある」ハニング元長官は1998年から2005年までBNDのトップを務め、その後09年まで独内務省の事務次官を務めた。当局によると、今回の捜査のきっかけは25年9月、ハンブルク検察が別の事件を調べる中で元長官の関係先から証拠を発見したことだった。

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