千葉市内で大量の血痕が残る車を放置したとして、千葉県警が廃棄物処理法違反容疑で9月に逮捕していた職業不詳の男(30)の供述をもとに市原市内を捜索したところ、1人の遺体を発見したことが7日、捜査関係者への取材で分かった。県警は遺体の身元確認を進めるとともに、男が遺体の遺棄に関与した疑いがあるとみて調べている。 県警によると、2024年1月16日、千葉市花見川区の路肩で、後部座席に大量の血痕が残る軽ワゴン車が放置された状態でみつかった。捜査関係者によると、現場から約50メートル離れた茂みからはスコップ2本が見つかり、スコップに付着していた土からは車内の血痕と同じ男性の血液が検出された。その後の捜査で、その血痕は行方不明となっていた都内の40代男性のものと一致したという。 県警は、男性が事件に巻き込まれたとみて捜査。捜査関係者によると、男は9月上旬に廃棄物処理法違反容疑で逮捕され、9月30日に同罪で起訴された。男は調べに対し、この男性の遺体を遺棄したという趣旨の説明をしているという。 捜査関係者によると、県警は防犯カメラ映像などから、車が都内を走行後、市原市内などを経て千葉市の現場に放置されたとみている。少なくとも2人の男が乗車し、男性の遺体を運んだ可能性があるとみて調べている。(伊藤未来、植松敬)