特殊詐欺事件でだまし取られたキャッシュカードを使い、現金367万7000円を盗んだとして、25歳の男が逮捕されました。 窃盗（払出し盗）の疑いで逮捕されたのは、自称・広島県福山市東手城町に住む無職の男（25）です。 警察によりますと、男は、今月14日に新潟市中央区に住む男性（90代）が特殊詐欺事件でだまし取られたキャッシュカードを使い、新潟市東区のATMから計367万7000円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。 90代の男性は、何者かにキャッシュカード9枚をだまし取られていました。 男が自らキャッシュカードをだまし取ったのか、何者かから受け取ったのかは分かっていませんが、だまし取られた9枚のうち8枚を使って現金を引き出したとみられています。 警察は、男の認否について今後の捜査に支障があるとして明らかにしておらず、警察は事件の背後関係などを調べています。