首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、2024年10月千葉県船橋市の住宅で起きた事件を巡って、現金回収役の女が1月16日までに、逮捕、送検されました。 組織的犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕、送検されたのは、東京都足立区の無職、木本未穂容疑者(30)です。 千葉県警によりますと、木本容疑者は2024年10月、船橋市の住宅から実行役が奪った現金の一部である約930万円を自宅近くの公園のトイレで回収し、自宅まで運んだ疑いが持たれています。 この事件を巡っては、実行役の藤井柊容疑者と久保田陸斗容疑者が約990万円を奪ったとして逮捕されていて、残りの60万円ほどは2人が抜き取ったとみられます。 調べに対し、木本容疑者は容疑を認めた上で、「指示を受けながらやりました」と話していて、容疑者が回収したとみられる現金は見つかっていないということです。 木本容疑者は、横浜市で起きた強盗致死事件にも現金回収役で関わったとして、すでに逮捕、起訴されています。