米がICC本体に制裁 ルビオ国務長官が表明 「米国の主権に対する脅威を永久に取り除く」

【ワシントン=杉本康士】ルビオ米国務長官は9日、X(旧ツイッター)への投稿で、国際刑事裁判所(ICC)本体に対し、同日付で制裁を発動する方針を表明した。「ICCに加盟している米国の同盟国に対し、米国の主権に対する脅威を永久に取り除くための解決策を見い出すよう促す」と強調した。ロイター通信によると、ICCと取引する企業にも制裁を科す可能性があるという。ロイターが入手したルビオ氏の声明案では「トランプ大統領はICCが米国人を訴追することを決して許さないだろう」と強調している。また、「この無法な裁判所との取引を禁止し、その資金源を断ち、活動能力を著しく低下させる」とも説明しているという。トランプ政権は、ICCがアフガニスタンでの戦争犯罪で米兵を捜査対象としたことや、パレスチナ自治区ガザでの戦闘を巡る戦争犯罪と人道に対する罪の疑いでイスラエルのネタニヤフ首相らに逮捕状を発行したことに反発。8月18日にはICCの赤根智子所長ら2人に対する制裁措置を発表した。

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