不法就労に関する通報が摘発などにつながった場合、原則1万円の報奨金を支払う──。茨城県の「不法就労通報報奨金制度」がスタートして5カ月が経った。制度の運用実態はどうなっているのか。弁護士ドットコムニュースが情報公開請求したところ、開始から約3カ月間で85件の通報が寄せられ、このうち32件が県警に情報提供されていたことがわかった。一方、報奨金が実際に支払われたケースは1件もなかった。どのような情報が寄せられ、何を基準に報奨金が支払われるのか。開示された文書と県への取材から、制度の運用状況を探った(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介)