浜田海上保安部は10月13日、漁船の乗組員2人を逮捕・送致したと発表しました。エビの窃盗をめぐるトラブルが原因とみられています。浜田海上保安部によりますと、令和8年9月18日午前7時ごろ、島根県浜田市浜田港の北北西沖合約125キロで操業していた底びき網漁船「長福丸」の甲板上で、乗組員同士が口論の末、喧嘩をしたということです。双方が負傷したという情報をもとに浜田海上保安部が被疑者2人を割り出し、それぞれ通常逮捕し、松江地方検察庁浜田支部へ身柄付き送致しました。(1)鳥取県岩美町在住 甲板員の男(42歳) 傷害容疑 10月1日午前9時23分通常逮捕 10月2日午前11時00分松江地方検察庁浜田支部に身柄付き送致9月18日午前7時ごろ、島根県沖を航行中の長福丸の甲板上で、大阪市在住の甲板員の男(44)に対し、顔面を拳骨で殴打する暴行を加え、下顎骨骨体部骨折など、加療約6か月を要するけがをさせたもの。(2)大阪市西区在住 甲板員の男(44歳) 傷害及び窃盗容疑 9月29日午後2時20分通常逮捕 10月1日午前8時11分松江地方検察庁浜田支部に身柄付き送致・9月18日午前7時ごろ、島根県沖を航行中の長福丸の甲板上で、鳥取県岩美町在住の甲板員の男(42)に対し、顔面を拳骨で殴打する暴行を加え、左眼球周囲打撲、左側頭部打撲といった加療1週間を要するけがをさせたもの。・9月15日午後〜9月17日までの間、長福丸の操業により捕獲したホッコクアカエビを、ジップロック様の保存用ポリ袋2個に袋詰めした上、同船船室の冷蔵庫に隠し、ホッコクアカエビを盗取したもの。浜田海上保安部の調べによりますと、発端は、大阪市在住の男(44)が操業により捕獲したホッコクアカエビを盗んだことを、42歳の男が会社の代表に密告したと思い込み、口論の末喧嘩に発展したとみられています。事件が起きた漁船「長福丸」は、鳥取県境港市を拠点とする95トンの動力漁船で、事件当時は、日本人7人とインドネシア人3人の合わせて10人が乗り組んでいたということです。