盛岡西警察署は13日、岩手県盛岡市に住む20代の男性が9月、警察官および検察官を名乗る者から約380万円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭ったと発表しました。発表によりますと、9月25日、男性のスマートフォンに他県の警察官を名乗る男から「詐欺事件の犯人を逮捕した。その捜査の過程で事件の被害金があなた名義の口座に振り込まれていることが判明した。あなたに事件の共犯者として疑いがかかっている。あなたには裁判所から令状が出ている」などという電話がありました。その後、すぐに検察官を名乗る男から「潔白を証明するためにはあなたの口座にある現金をすべて調べる必要がある」などという電話があり、男性は相手から指定された口座に送金しました。しかし、送金直後から相手と連絡がとれなくなり、かかってきた電話番号をインターネットで調べたところ詐欺に使われている番号とわかり、詐欺の被害に遭っていることに気づいたということです。盛岡西警察署は「警察官を名乗る者から電話で『事件の共犯者として疑いがかかっている』『あなたに逮捕状が出ている』などと言われたら、それは詐欺だ」としたうえで、「警察官や検察官が金を振り込むように指示することは絶対になく、警察官を名乗る者から『銀行口座』『共犯者』などと話をされた場合は一旦電話を切り、最寄りの警察署に相談を」と呼びかけています。